テントの選び方のポイントとは?
テントの選び方っていろいろあります。あなたなら、どんな選び方をしますか?我が家が今まで買ったテントは三張のドーム型テントとスクエアタープ一張とシェルター二張とランドロックです。
あっ!?若いときに黄色い三角テント買ったっけ^^1978年ごろからバイクに乗っけてツーリングしていました。
今はキャンピングカーになったので買ってないけど、今でも欲しいんですよね~カッコイイテント!
- 目次 - |
テントはメーカーで選ぶ |
テントは種類で選ぶ |
テントは生地の素材で選ぶ |
2003.5.3 琵琶湖マリンオートキャンプ場 |
さ~て!キャンプをするときに一番大事なものは?と聞かれたら!?みなさんは何をイメージしますか?車中泊の方以外は「テント」と答えるでしょう!?では、どんなテントがよいか一緒に考えてみませんか!少しずつではありますが、更新したいと思います^^
テント選びは意外と大変なんです!好きなブランド?値段?できればコスパにすぐれて、なおかつカッコイイのがよいですね。海外のインパクトがありつつも機能的なテントもいいし。アフターサービスを考えれば国内ブランドがいいし。
スノーピークやモンベルなんかは別々にパーツを取り寄せできます!さ~てと、どうしますか?
テントを製造しているアウトドアブランドは
国内外に数多く存在します
ここにあげているのは、その一部です
国内ブランド | 海外ブランド |
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いやいや!これは多いな~まず、テントの種類を決めたらよいでしょう。次にブランドを決めるのはどうでしょうか?そのときに考えるのは、コスト(値段)ですね。
そして、組み立てやすさはどうか?コストが合わなければ他のブランドにする。この辺りの問題を解決していきましょう!
ドーム型テント
2008.7.27 南紀串本リゾート大島 |
まずは基本中の基本、定番中のド定番の「ドーム型テント」。丸屋根タイプのテントで、必要最小限のポールで最強の耐久性を誇るテント。
ジオテック構造を採用し、骨組みにコットンや化繊の布地をかぶせます。布地はインナー(内側)とフライシート(外側)の二重構造になっており、そのすき間にできる空気の層により、断熱効果や結露をふせいでくれます。
形状が半球形のため風に強いのが特徴で、アルミやジュラルミンのポール2~4本ほどで設営でき、室内の天井高もロッジ型に匹敵します。
サイズにもよりますが、軽量で設営も簡単なため、慣れれば一人でも設営できる初心者向けともいえます。撤収も簡単なため軽めのキャンプや移動しながらのキャンプに向いています。
家族でキャンプをたのしむのをファミリーキャンプといいますが、初めてキャンプをするというキャンプ初心者の方は「ドーム型テント」がいいでしょう。
その前に、考えてね~
キャンプ場でレンタルって手もあるんで^^
続ける決心が固まってから購入するという方法もあります。
コールマン タフドーム/3025+(4~5人用)
出典:coleman japan 公式Facebook |
ポールがクロスしていて、風などの外圧の強いタイプです
ツールームテント
2ルームテントとはリビングと寝室が一体化したテントことです。最近のファミリーキャンプの主力となりつつあるのが2ルームテントです。2ルームテントと言っても、シェルターの中にインナーテント吊るのが基本的なスタイルになっています。ただね~重い!かさばる!
2009.9.5 さのう高原馬場山キャンプ場 |
これを購入した理由は、当時一番大きかったから (笑) 今でも、グループキャンプの時に使ってます。ポールが折れても、部分的に購入できる!二度ほどお世話になりました (笑)
↓ 今は、こんなんなってます~ ↓
snow peak(スノーピーク)ランドロック(TP-671R)
出典:snow peak(スノーピーク)公式HP |
ランドロックはスノーピークではシェルターになってます。インナーテントを外せば、でっかいスクリーンタープになります^^スクリーンタープという言い方も古いですね。アウトドアにおけるシェルターの意味が以前とは変わってきています。
このタイプは、以前はロッジ・ドーム型と言ってました。メリットはドーム型の設営の手軽さとロッジ型の長期滞在に耐える快適さがあることです。デメリットはドーム型の構造のため重いわりに、ロッジ型ほどの空間における快適さはないことです。
2ルームテントの種類は他にもある
トンネルテント(カマボコテント)初めて見たときは欲しいな~なんて思ったけど、最近はよくみかけますね。3ルームテントなんてのもあります。
ワンポールテント
ポール一本でたっちゃうんですね~すごいですね~!おかげで立てやすいんですが、張り綱しっかり止めないと?やばいですよ!
ノースイーグル(North Eagle)ワンポールテント 300
2020.9.5 ニュー白浜オートキャンプ場 |
ワンポールテントの中にソロ・ツーリングテントをいれて、テントをシェルターとして使ってますね。大型のワンポールテントはシェルターとしても使えます。テントinテントのカンガルースタイルと言いうテクニックです。
ロッジ型テント
抜群の居住空間なんですけど、重いんですよね~昔は黄色い三角のテントかロッジ型かってね^^山小屋風のレトロな雰囲気でこだわり派には良いかもですね。
キャンパルジャパン(ogawa) ロッジシェルター
出典:キャンパルジャパン(ogawa)公式Facebook |
ogawaではシェルターになってて、インナーテントを吊るす仕様です。インナーテントをはずせば巨大リビングになります^^今では2ルームが主流ですね。
今とはキャンプに対する考え方の違う時代のロッジ型は少し小さかったのですが、今はキャンプ事情にあわせて大型化しています。ユーザーがテント+タープの快適さを求めるためですね。
昔は頑丈なスチールポールが支える安定構造と、フライシートの一部がひさしとしても使えます。天時はフルクローズしたり、晴天時はフルオープンしたり、今では当たり前のことが、すごかったんですよ!
メリトはもちろん!快適な居住空間です。デメリットとしては、2ルームテントより重くかさばるため、車にも家にも十分な収納スペースがいります。購入する場合は前もって収納するスペースを確保しましょう!
ワンタッチテント
ポールとインナーが一体化されおり、瞬時に組み立てが終わるという便利なテント。見た目は普通のドーム型テントとかわらないのに?ヒモを一本引くだけで立っちゃうテントです。
DODはワンタッチテントのラインナップが多い!名前からしてワンタッチテントです (笑)
DOD ザ・ワンタッチテント(L)
出典:DOD(ディーオーディー)公式HP |
ヒモ一本でインナーを立てて、あとはフライシートをかぶせるだけ!小型のテントはソロテントやツーリングテントになります。
ポップアップテント
ポップアップテントと言えばケシュア!ぱっとはなすと2秒でOK!自動的にテントが立ち上がる便利ですね^^構造上、軽量でコンパクトに収納できます。収納にコツがいるがすぐに慣れます
QUECHUA(ケシュア)ポップアップテント
出典:DECATHLON(デカトロン) 公式HP |
「デフ ケシュア クラブ」というのがあって、大勢でキャンプを楽しんでます。
小型のテントはソロテントやツーリングテントになります。
ベルテント
ワンポールテントの一種で居住性が良い。モンゴルのゲルのようなたたずまいが特徴です。見た目がベル(呼び鈴)に似いているからベルテントです。
コールマン Gloke12 T/C(グロッケ12T/C)
出典:キャンパルジャパン(ogawa)公式Facebook |
ベルテントはグランピングによく使われるタイプのテントです
ノルディスクのアスガルドが有名ですね
大型のものがあり、グランピングで一番使われています
A型フレームテント
前後もしくは左右のフレームが英字のAのようになっているのがA型テントです。構造がシンプルで小型軽量なので手早く設営できるのが特徴です。ムーンライトシリーズは歴史も古く定番です。その名の通り月明かりでも素早く設営できるテント
mont-bell(モンベル)ムーンライト7型
出典:mont-bell(モンベル)公式HP |
ムーンライト7型は前後左右のフレームがA型になっているため、6~7人用と大型化を実現しています。小型のテントはソロテントやツーリングテントになります。
魚座型テント
2本のフレームが前後もしくは左右で交差しているため、天井部分の面積が広く快適な居住空間が作れます。フレームは交差点が多いほど丈夫になります。
キャプテンスタッグ UA-19 エクスギア ソロテント
出典:キャプテンスタッグ公式HP |
ポールの数が少ないので構造がシンプル。つまり、軽量コンパクトです。小型のテントはソロテントやツーリングテントになります。
ソロ・ツーリングテント
1~2人で利用するタイプのテントが一般的です。車移動のソロキャンプなら選択範囲は広いのですが、バイクや自転車のツーリングになると?とにかく軽量でコンパクトなものが良いですね。ペグやハンマーなど総重量で3kg前後です。
DOD ライダーズワンタッチテント T2-275
出典:DOD 公式HP |
ほとんど同じデザインの大型のサンシェードがあります。
人呼んで~「わがやのシェード」5人用。大きなサイズが欲しくて買っちゃいました。小さなサイズでお父さんがはみ出さないよに作ったんだって (笑)
登山用テント
登山では全ての荷物を背負うので、軽量かつコンパクトでないといけません。そのため居住性が犠牲になっています。2本のポールをクロスさせ、その張力で立てるドーム型が主流です。昔はシェルター型テント呼ばれているテントが登山用テントでした。シェルターって風雨や危険をさける場所っていう意味なんですよ。小型軽量のものから~ベースキャンプで使う大型のものまであります。1~2人用、4~5人用、10人用の大中小3つに大別されるが、種類はかなり豊富にあります
個性派テント
個性派テントでめだとう^^構造で個性的なのはエアーテントがあげられますね。フレームがどうとかじゃなくて空気入れで立っちゃいます!ロゴスに面白いテントがあります。空気でふくらむポースいらずのテント
ロゴス(LOGOS)エアマジック
デカトロンのケシュアにもエアーテントはあります。エアーテント AIR SECONDS FAM 4.2XL FRESH&BLACK - 4人用 2ルームです。ロゴスは普通のドーム型ですが、ケシュアはデザインで少し目立ちます。
もっと個性的なのがHEIMPLANET ヘイムプラネットのThe CaveとMAVERICKです。
キャプテンスタッグのソロツェルトUVも面白いテントです。昔の黄色いテント知ってますか?あんな奴なんです^^
他にも、スノーピークのスカイネットですね。空中に浮いちゃってるテントです。
DODのタケノコテントもベル型テントですが、可愛いんですよ^^
ムラコのBLACK BEAK 2Pも面白い!真っ黒けっけ~ (笑)
ティピー
ティピーはみなさん知ってますね。ティピーは、もともとはアメリカ原住民の住居のことです。非常に理にかなった構造で、テンマクと少ない建材でたてることができるんですよ。
サバイバルにおいてもパラシュートの布とヒモと木の枝で作ったりします。円錐形のため風雨に強く、その利点をまねたテントがティピー型テントです。
本物のようにテントの中で焚火できるタイプもあります。本格的なティピーからセンターにポールを立てるモノポールタイプがあります。
軍用テント
軍用テントなんてのもあります。読んで字のごとし!各国軍で使用しているテントのことです。見た目も性能も一般用のテントと大きく変わらない。ただ、軍事用品の多くは国の予算で大量に作るため、コスパ優先で軽量コンパクトで移動しやすい作りになってます。
作りは大雑把で粗い物が多くなりますが?パーツには補修キットも含まれています。本格的なソロキャンプ・ユーザーに人気があります。購入先はサープラスショップ(ミリタリーショップ)やオークションでしか手に入らないし、放出品のため品物に補償もありません!
有名な軍用テントにパップテントがあります。別名シェルターハーフで、米軍が使用していたテントで片側の幕をタープのようにできます。迫力があって男前テントですよ^^
同じデザインのテントがテンマクデザインから出ています。「煙幕 TM-1801」「煙幕 TM-1802」他のメーカーからも、いろいろ出ています。
オリジナルのパップテントは古いもので、コットン100%のものが多くメンテナンスが大変ですね。
2010年ごろに米軍のドーム型の軍用テントも見たことあります。ヨーレイカ製ですよ!他にもポーランド軍のポンチョテントで、名前の通りポンチョとしても使えます。フランス軍のF1テントもあります。キャプテンスタッグのソロツェルトUVがこのタイプです。一番の特徴は一般のテントのように床があるんです。古い軍用テントは地べたかコットで寝る仕様になってるんです。
犬用テント
犬用テントとは、犬専用テントのことです ← 当たり前かーッ!(笑)アウトドアメーカーの他、ペット用品にもあります。本格的テントからタープまで、かなりの種類があります。
注意しなければいけないのは、たとえ犬用であっても、使用する場所がアウトドアというところです。つまり、風雨の対策ができていることと、十分な広さが必要なことです。
本格的な犬用テントは、昼間は日よけになるような通気性がよく。気温が下がってきたときの居場所の確保に便利です。
しかし、夜はテント内で一緒に過ごすのがよいでしょう!もしくは、クレートに入れてテント内が前室にしてください^^
テントに使われる生地の素材は、主にポリエステル・ナイロン・コットン・ポリコットンです。ポリコットンとはポリエステルとコットンの混紡の生地のことです。
ポリエステル
ポリエステルは化繊で、テントに一番使われている生地です。軽量で強度があり、なによりコストが低くおさえられるんです。ペットボトルもこのタイプの樹脂でできています。コットンほどではないが、吸湿性もあるので衣類のインナーに使われます。ファミリーテントに使われることが多いですね。
ナイロン
ナイロンはポリエステルと同じで化繊でが、軽く摩擦に強い素材でコットンの10倍といわれています。なので衣類のアウターやバッグに使われます。ですが、熱に対してはポリエステルの方が優れています。軽くて丈夫な生地なのですが、コストがポリエステルより高くなります。登山用テントなどに使われることが多いですね。
コットン
綿のことです。火に強く吸湿性に優れています。熱に強いので焚き火の好きな方の味方ですね。コットンというと雨が心配と思われがちですが、生地が水分を吸って膨張することによって、密度が上がります。耐水圧は低いですが、以外と雨に強いんですよ!しかし、雨を吸うということは?重くなるということです。雨撤収のときは悩まされるでしょうね。コスト面では高くつきます。
T/C(ポリコットン)
ポリエステルとコットンの、いいとこどりの素材です。コットンのメリットを保ったまま、軽量で扱いやすくなってます。やはり耐水圧は低いですが、大雨でなければなんとかなります。焚火に強いのは魅力ですね。もちろんコストは高いほうですよ!
で~おすすめの素材はと言うと?
T/Cです!テントを買い替えるのならポリコットンが良いでしょう。秋冬のキャンプなど低温時のキャンプに活躍してくれます。コットンの吸水性が結露をふせいでくれるからです。
しかし、コットン100%ですと耐水性が弱く型崩れしやすいので、混紡だとメリットが多くなるんです。
ちなみにT/Cとはテトロンとコットンの混紡のことです。帝人と東レが開発した素材です。T/Cをポリコットンと呼ぶのは間違いではないのですが、ポリコットンをT/Cと呼ぶのは間違いです。コットンと他の化繊の混紡をCVCと呼びます。ただし、コットンが50%以上含まれてなければいけません。ややこしいですね^^
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